私たち株式会社エフケイは、1986年の創業以来、伝統ある「アイス缶製法」にこだわり、「品質」「安心・安全」「技術力」　を中心的な価値として事業を展開してきました。アイス缶製法は、硬く、解けにくく、純度の高い無色透明・無味無臭の氷をつくることができます。時間をかけてゆっくりとつくることで生まれる価値を守りながら、効率化・自動化できる部分には大胆に取り組み、品質と高い生産性を両立してきました。

創業以来、大手コンビニエンスストア様との取引を事業の中心としてきましたが、近年、氷に対するニーズは大きく変化しました。店頭でのコーヒー販売が浸透したことで需要が増加し、求められる製品の種類も多様化しています。変化にしっかりと応えるため、さらなる設備投資・技術革新を行い、2017年1月に操業開始した京都第２工場は、伝統の製法を守りながら大胆な自動化と高い生産効率を実現した工場となっています。今後も常に最新の技術を取り入れながら、品質や生産効率の向上に務めると同時に、カーボンニュートラルやゼロエミッションなど、地域社会や環境への配慮も推進していきます。

設備だけでなく、社員教育にも力を入れています。社員一人ひとりの能力を高めることで、変化し多様化するニーズにも応えられる、創造性豊かな人材を育成したいと考えているからです。その基盤となる、働きやすい社内環境づくりへの取り組みも行っています。

今の時代はもちろんのこと、これからも求められ続ける製氷業であるために、伝統を守りながら変化を恐れずに前を向いて進んでいく姿勢がなによりも大切だと、私たちは考えています。